Q体外受精では双胎になりやすいのですか

体外受精では、双胎になりやすいと聞きます。
実際は、どうですか?
また、普通に妊娠した場合に比べて、胎児、出産に影響はでてくるのでしょうか?
体外受精では、妊娠率を上昇させるために3個ぐらいの受精卵を入れるため、どうしても双胎以上の発生が多くなります。
それに対して最近は、胚盤胞と呼ばれる、ある程度まで発育する卵を見極め、一個だけ戻すという方法を、多胎を避けたい方などには適用しています。
体外受精の妊娠は、自然の妊娠と変わりません。
奇形の発生率も出産様式もその母胎の年齢で決まるのです。
しかし、体外受精の対象となられる方は、子宮内膜症で癒着がひどい方や、子宮筋腫があったり高齢初産で子宮の伸びが悪い方がほとんどなので、難しい妊娠出産になることが多いのです。
そういったことがなく、例えば抗精子抗体で若くして行われる方などは自然妊娠と同じです。